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腎臓病とは

腎臓病は、腎臓の糸球体や尿細管が冒されることで、腎臓の働きが悪くなる病気です。近年では高齢化に伴って腎臓病の疑いがある方も増えてきています。腎臓病にはさまざまな種類があり、それぞれの原因や症状も異なります。

腎臓の機能はいちど失われると、回復することがない場合が多く慢性腎不全といわれる病態になります(急性腎不全の場合は機能が回復することもあります)。しかし、近年では医療技術が進歩し、早期に治療を開始すれば、腎臓の機能の低下を防いだり、遅らせたりすることが可能になりました。
また、末期腎不全まで進行し、腎機能の回復が見込めない状態になっても、透析療法や移植といった腎代替療法の中でもさらに治療法の選択肢が増えているため、患者さん自身のQOL(生活の質)に合った治療を受けることができます。

腎臓の仕組みと働き

腎臓は、背中側の腰のやや上部に左右1つずつあります。健康な腎臓はソラマメのような形をしており、握りこぶしほどの大きさで、重さは1個150gほどの臓器です。

腎臓1個の中には約100万個のネフロン(糸球体と尿細管)とよばれる血液の濾過装置があり、心臓から送り出されてきた血液を濾過します。血液から濾し出された老廃物は、尿として排出されます。

腎臓の主な働き

1.体液の調節
尿を多くしたり少なくしたりして、体内の水分量を一定に保つ
2.老廃物の排泄
老廃物を尿として排泄
3.電解質の調節
電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなど)の濃度や量を調整する
4.酸塩基の調節
血液を弱アルカリ性に保つ
5.ビタミンDの活性化
ビタミンDは腎臓で最終的に活性化され、活性型ビタミンDとなる。ビタミンDはカルシウム、リンのバランスを整え、正常な骨を維持するのに必要なホルモン
6.エリスロポエチンの分泌
赤血球の産生を促すエリスロポエチンを分泌する
7.レニンの分泌
血圧を調整するホルモンであるレニンを分泌する

腎臓の機能が低下すると

水分が体にたまる
むくみ(浮腫)、高血圧、低ナトリウム血症、肺水腫老
廃物が体にたまる
尿毒症(食欲低下、吐き気、嘔吐、意識混濁、けいれんなど)
電解質が体にたまる
高カリウム血症、高リン血症
血液に酸がたまる
呼吸が速くなったり、電解質バランスが崩れる
ホルモン異常
貧血、骨がもろくなる、高血圧

腎臓病の種類

腎臓病にはとても多くの種類の病気があり、それぞれ症状や経過が異なります。また、治療方法や処方される薬にも違いがあります。

急性糸球体腎炎

糸球体の炎症によって、タンパク尿や血尿が出る病気を総称して糸球体腎炎と呼びます。

急性糸球体腎炎(急性腎炎)は、一般的に4歳~10歳くらいまでの子どもで、晩秋から寒冷期に多く発症する病気ですが、成人や高齢者でもときどき見られます。ほかの腎臓病と異なって、ほとんどの場合完全に治ります。この病気の特徴は、タンパク尿回血尿、むくみ、高血圧が出現し、こうした急性期が過ぎると、一般的によくなるのも早い点です。

慢性糸球体腎炎

糸球体の炎症によって、タンパク尿や血尿が出る病気を総称して糸球体腎炎と呼びます。

慢性糸球体腎炎(慢性腎炎)は、タンパク尿や血尿が長期間(少なくとも1年以上)持続するものをいいます。腎臓病の中でも最も多いものとして知られています。慢性糸球体腎炎は1つの病気ではなく、さまざまな病気の総称です。最近の研究によって、慢性糸球体腎炎の中にもいくつかタイプがあり、症状が進行しにくいものもあることが分かっています。

急速進行性糸球体腎炎

数週から数か月で腎不全が進行し大半の糸球体が破壊された結果、末期腎不全に至ります。日本では、急速進行性糸球体腎炎は中高年に多く、特に高齢者に増加しています。早期発見、早期治療が最も大切です。

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症は糖尿病の合併症です。糖尿病性腎症の場合、急に尿が出なくなるのではなく、段階を経て病気が進行します。このため、できるだけ早期に発見し、適切な治療をすることが重要です。現在は、糖尿病性腎症が原因で透析を受けることになった人が、全透析患者のうち44.1%(2012年末現在)と最も多い割合を占めています。

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